'20/09/26更新：本記事の内容はPython3.7系で動作確認しています。
Anacondaに同梱されているcondaを用いて、下記コマンドでインストール可能です。
インストールしたライブラリのverの確認方法は例えば、$conda listとします。
その他のcondaによるanaconda, conda, pythonのバージョンの確認例は次の通りです。
以上は、仮想マシン環境VirtualBox上のUbuntuで実施した例です。
Windows版でも同様にcondaでインストールできます。注意点はanaconda prompt を管理者権限で起動することです。あるいは、次のリンク先のようにpy37の仮想環境を構築して行うのをおススメします。
以下の記事は古く、pythonのダウングレード方法とpipでのインスト方法について述べてますが備忘録として残します。
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'19/05/12現在、本家サイトの下記リンク先の一番下をみると、TensorFlow(テンソルフロー)のWindows版はPython3.7にまだ対応してない様子です。https://www.tensorflow.org/install/pip
実際、Python3.7がインストされた状態で、tensorflowをインストールしようとすると下図のようにエラーになります。ちなみに、図中下にあるようにpython -Vとすれば現状のPythonのバージョンを確認できます。python --version でも同じ
本記事ではTensorFlowをインストールする手順を次の作業1～4で示します。
作業1. Anaconda Prompt を「管理者として実行する」で開く
下図のようにWindows10の画面左下にあるスタートから、Anaconda Prompt で右クリックすると、＞その他＞管理者として実行 が現れるため、それを押す。
すると、下図のように「管理者: Anaconda Prompt」が起動します。
ちなみに、図中左端にある（base）はAnacondaの仮想環境のデフォルト環境を意味しています。Anaconda Promptで作業することは、Anacondaのある仮想環境下で環境構築をしていることに注意です。言い換えると、Windows標準のコマンドプロンプトで作業するのとは違います。Anaconda Promptの他にはJupyter Notebook等があります。
作業2. Pythonをダウングレードする。conda install python=3.6.8
下図に示すように、バージョンを指定してインストールすることでダウングレードが可能です。
作業3. TensorFlowのインストール。pip install tensorflow
作業2に続けて、pipでテンソルフローをインストールする。インストール中は文字がダーッと流れて終了まで数分掛かかる。
作業4. インストールの確認。conda list
下図のように、conda list と打つとAnaconda仮想環境下にあるパッケージ名（Name）一覧とそれぞれのバージョン（Version）が表示される。
スクロールして、下図のように頭文字がtの箇所で tensorflowの文字があればインストール成功です。
（備考）GPU版のtensorflow(テンソルフロー)をインストールする場合
1. NVIDIAのビデオカードが必要です。GPU対応リストは下記リンク先参照。
CUDA GPUs | NVIDIA Developer
2. ドライバのインストール
Download Drivers | NVIDIA
3. CUDA Toolkitのインストール
CUDA Toolkit Archive | NVIDIA Developer
そして、インストール実行コマンドは、次のようにpipで文末に-gpuを加えるだけ。
pip install tensorflow-gpu
●インストール後のテンソルフローの使用例は下記を参照
以上です。
