Python pandasのprint表示設定「set_option」

 パンダスデータフレームでプリント表示すると、通常は全部表示されない。例えば、下図の場合には行番号が0~4の5つと、501~505の5つだけが表示されている。

f:id:HK29:20210823232832p:plain

そこで下図のようにデータ行列数を取得して、その数をset_optionで指定することで全部表示できます。

# データの行列数を取得
row, col = df.shape
# 全部の行を表示する場合
pd.set_option('display.max_rows', row)
# 全部の列を表示する場合
#pd.set_option('display.max_columns', col)
df

下図がその例です。本記事では便宜上、行番号16以降は省いてますが、505まで連続して表示されます。

f:id:HK29:20210823233530p:plain

最後に、元に戻す場合は次のようにします。

# デフォルト設定に戻す
pd.reset_option('display.max_rows') # 行の場合
#pd.reset_option('display.max_columns') # 列の場合 df

以上

<広告>