Python リストの要素間に空白/カンマ/改行コード等を付与する「joinメソッド」

 '20/06/28更新
例えば、カンマを挟みたい場合は、joinメソッドで下記のように書きます。

my_str=','.join(my_list)

 本コードを実行すると下図のようなファイルを出力します。 

f:id:HK29:20200109001625p:plain

▼本プログラム
joinメソッドを使用すると配列から文字列へ変わります。そのため、テキストファイルへ書き込む場合は注意です。前者はwritelinesメソッド、後者はwriteメソッドを使用します。

#!/usr/bin/env python3
# -*- coding: utf-8 -*-

def main(my_list):
    # リストの要素間に半角スペースを4つ入れて文字列へ
    my_list_str1 = '    '.join(my_list)
    # 下記のようになる
    # orange    apple    grape

    # リストの要素間にカンマを入れて文字列へ
    my_list_str2 = ','.join(my_list)
    # 下記のようになる
    # orange,apple,grape

    # リストの要素間に改行コードを入れて文字列へ
    my_list_str3 = '\n'.join(my_list)
    # 下記のようになる
    # orange
    # apple
    # grape

    # はじめのリスト「my_list」の文末に改行コード「\n」を付与
    my_list.append('\n')
    # 下記のようになる
    # ['orange', 'apple', 'grape', '\n']

    # 上記のリストや文字列をテキストファイルへ書き出す
    with open("join_method.txt", 'w') as f:
        # リストで一行で書き込む場合は、writelinesメソッド
        f.writelines(my_list)
        # 文字列で一行で書き込む場合は、writeメソッド
        f.write(my_list_str1 + '\n')
        f.write(my_list_str2 + '\n')
        f.write(my_list_str3 + '\n')

if __name__ == '__main__':
    my_list = ['orange', 'apple', 'grape']
    main(my_list)

以上