本記事の雛形コードを実行するには前提条件があり、それは次の通りです。楽天証券で口座を開設していること。また、Windows環境である必要があります。それは、楽天証券のツールであるマーケットスピードII (MarketSpeed2)を使用するためです。
そして、マーケットスピードII のインストールと、楽天証券のRSSをエクセルで利用するためにExcelにそのアドインファイルを登録するまでを完了しておく必要があります。RSSの環境設定は次のリンク先を参照下さい。
RSSとは? | マーケットスピード II RSS オンラインヘルプ | 楽天証券のトレーディングツール
上記の前提条件が完了の元、作業手順は以下の通りです。
■作業1. MarketSpeed2 を起動する
これは、ExcelでRSSを取得するのに、起動しておく必要があるためである。
■作業2. excelを起動し、取得したいチャートの雛形のエクセルファイルを作成します。
①エクセルを起動後に、まずはメニューバーのマーケットスピードⅡを選択します
②次に「未接続」を選択して、「接続中」の状態にします
③そして、「チャート」を押して、例えば下図のように、銘柄コードはA1、表示開始セルはC1に設定します
④最後に、登録を押下します
この状態で、例えば、ビックカメラの銘柄コード「3048」をA1セルに入力します。すると、下図のようにチャート情報を取得できます。ちなみに、C1セルの関数内にある100の数値を例えば、350などに増やすとその分の遡ったデータを取得できます。
そして、このエクセルファイルを例えば、「チャート雛形.xlsx」として保存します。
■作業3. この「チャート雛形.xlsx」を適当な作業フォルダへ移動します
■作業4. その作業フォルダで「チャート雛形.xlsx」を起動し、マーケットスピードⅡを選択しておきます。(ちなみに、作業2, 3は初回のみの作業です。)
■作業5. 本雛形のpythonスクリプトを実行すると、複数の銘柄のチャートをcsvファイルで取得することができます。下図は、その例でイオンの株チャートをcsvで出力した例です。
■本プログラム
以上
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